恐竜好きの息子（6歳）のリクエストで、熊本博物館で行われている「恐竜展2012 in熊本」へ行ってきました
 
その展覧会ではティラノサウルスの頭部化石の実物が展示されていました日本初だそうです 
部分補修が加えられてあるものの、肉食恐竜の王者の歯列は迫力満点（職業柄どーしても歯に目がいく）
 
何億年の歳月を経ても、歯牙の表面は怪しく光ってました
 
 
ティラノというと草食恐竜を次々と襲う獰猛な捕食者のイメージですが、長年の研究により

嗅覚は鋭いが、視力はさほどよくない
前足がとても小さく獲物を捕らえるのに向いていない
後ろ足は強靭だが長くは走れない

・・などのことが明らかになり、自ら獲物を捕らえるのではなく、他の恐竜が仕留めたものを横取りしていたという説が有力となっているそうです 
 
王者のわりに意外とずるい奴・・
でも、骨をも噛み砕く顎の力を想像するとその恐ろしさはガラスケースの中からもビシビシ伝わってきました
 
 
 
歯科衛生士科専任　ひらっち